太陽光発電産業シェア

ここ数年の太陽光発電産業シェアにおける順位変動があり、日本勢の地位低下と他国の躍進という明暗を分けたものは何なのか考えてみると、生産のボトルネックとなったシリコン原料の調達と、新規参入企業の生産能力への投資が挙げられます。

特に太陽電池の原料となるシリコンの調達の判断が鍵を握ることになったわけですが、市場でキログラム当たり40ドルから50ドルのレベルから、高いときで10倍近くも跳ね上がったレベルで、先行投資という形で長期契約に踏み切れるかが問われたのです。

大きくシェアを伸ばす事の出来たメーカーは、この契約を決断したわけですが、この差はオーナー社長か、サラリーマン社長とも言えるのですが、日本のメーカーは基本的に事業を手掛ける総合事業者であり、太陽光発電の事業は1部門にしか過ぎないのです。

ですので、世界情勢が急展開している事や、大胆な決断を要することを社内で説得するのは必ずしも簡単な事ではないのです。

日本以外のメーカーを見ていると、基本的にベンチャー企業が多くて専業事業者でもあることから、オーナー社長が迅速に大胆な決断を下すことが容易に出来るのです。

中国政府は代替エネルギーの開発を積極に進めていく方針を示しており、再生可能エネルギー法と言われるものを施行し、国家の目標や政府による助成を定めました。

これは全発電量に占める再生可能エネルギーのシェアを、2015年までに10パーセント増やすとしているもので、助成策としてはエネルギーの種類によって、FITや補助金を適用するという内容がもりこまれています。

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